コーヒー&シガレッツ

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今日もレイトショー。

数ヶ月前から、見に行くぞ!と計画してた映画。
やっと時間を見つけたので、行ってきた。

映画館に入る前に、はたと気づいて近くのタリーズまで逆走。
これを見るからにはコーヒーを飲みながら見たいと思って。

上映時刻ギリギリに行くと、いつものレイトショーとは違って、それなりに人がいた。

小さな映画館は好きだ。
自分の家で見ているようでリラックス。
スクリーンについている幕がスルスル~と開くのも、なんだか映画が始まるっていう”らしさ”があって好きだ。

始まりの音楽に私もふふふ~んと足でリズムを取りながらコーヒーを一口。
思わずその苦さに顔をしかめて、びっくり。
今日はアイスモカだったのを忘れてた。
いつも甘いのしか頼まないから。

映画の中でも、コーヒーを飲んでる。
とりとめのない話。
日常。
でも、思わずクスって笑ってしまう。
なんか村上春樹の短編に似てるんだよねえ。
私が村上春樹が好きだから、なんでも村上春樹にくっつけたくなってしまうのかもしれない。
でも、乾いた感じのジョークが似ている気がする。

モノクロームの中でくゆらせるタバコの煙とか、コーヒーカップをソーサーに置く音とかがゆったりとして心地いい。
タバコの煙って日常では煙害以外の何ものでもないと思うのだけど、こうやってモノクロでみると、不思議な国のアリスの中にでてくる水タバコを吸っているイモムシさんが吐く煙のようにゆらゆらとしていて案外キュート。
頭上からのアングルで見えるコーヒーカップを持つ手とか、手しか映ってないのに、なにかそこから物語れるものがあったり、その人の感情がその手に表れていたりして面白かった。

特にお気に入りは・・・・

"TWINS"
二人の会話とか、視線の置き方とか本当に些細なことなんだけど、日常的すぎて面白い。
仲良いんだか、悪いんだか分からないけれど、微妙に双子らしい所とか。
最後に不味い、不味いといいながら「Cheers!」と乾杯しちゃう所とか好き。

"COUSINS"
ケイト・ブランシェットの一人二役が圧巻。
どうしてこう気品のある人が、こんな風に下品にもなれるんだろうかと脱帽。
単純な感想だけど、やっぱり女優やね。

"JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL"
「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」っていうタイトルからして好きだ。
テスラコイルをわざわざカフェにまで持ってきて、ヘンテコメガネを彼女にかけさせて、ビビビとやってるのってシュールで笑えた。
こういうカップル好き。
しかもメグは、ジャックよりテスラコイル詳しいし!!
メグがタバコを吸う姿がアンニュイで素敵。
最後にメグが「地球は一個の共振体」といって、カップをスプーンで鳴らすシーンが印象的。

"CHAMPAGNE"
「このコーヒーをジャンパンだと思うじゃないか」
「なぜだい?」
「人生を祝うのさ」
っていうフレーズが素敵。
普通の老人の会話なのに、面白みがあるのは何でだろう?


この映画って、ひとつずつ独立しているようでリンクしているから不思議だ。
「地球は一個の共振体」だからなのかな?

テスラコイルに多いに興味を抱きました。

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このページは、mayuzoが2005年9月 7日 22:52に書いたブログ記事です。

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