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年末用に、数冊本を買ってきた。
昨日ですべてお仕事が終わったから、ごろごろしながら(本当は大掃除しなきゃだけど)読んでいました。
本屋さんに行くのは大好きで、好きなデート場所も本屋さんです。
読書家ではないけれど、本屋さんが好き。
わくわくするから。
どんな本が私を待っているんだろうと思うから。
でも、最近は本選びに保守的で、好きな作家と書評を読んで気になったものしか読まない。
昔は装丁で選んでいたから、どんな作家でも読んでみようとは思ったんだけど。
そういうわけで、なかなか新しいお気に入り作家を発掘しようだなんて思わないし、本屋さんで手にとって見てなかなか買おうとは思わないわけだ。。
でも、平積みされていて「1位」と書かれているもんだから、ついつい手にとってみた。
いつも、本との出合いは唐突な偶然だと思う。
ここ半年ばかり、読んだ後に幸せな気持ちになれるものを探していた。
「純愛」とか、いかにも泣かせそうな小説はわざとらしいし、恋愛小説をいくつか読んでみたけれど私が探しているものとは違う。
なかなか思ったものが見つからなくて諦めていたのだけれど、たまたま手にした本が自分が探していたような本で嬉しい。
「魂は全てを凌駕する。時はつねに我々の内側にある。
命は未来の果実であり、過去への葦舟である。」
ソウルメイトとか輪廻転生とか、そういったものが現実にあるのかどうか分からない(死んだことないし)。
来世とかそういうのって、養老先生風に言えば、外の世界と自分の頭の中の整合性をはかるためのものなんだろうけれど、でもそうではなくて、もしかしたら輪廻とか来世とかそういったものがあるのかもしれないって思いたくなった。
だって、一生をかけて、そして輪廻転生を何度も繰り返しても会いたい誰かがいるというのは素敵じゃない。
たった一瞬しか会えることはできないけれど、そして決して結ばれることはないのだけれど、でもその人に会うために生きているっていうのは生きている価値があるように思える。
自分は何のために生まれてきたのかな~って考えてみても、「これのため!」って明快な答えはでないし、考え出したらきりがない。っていうか、考えても答えがでない。
でも、私は「誰かのため」に生きていたいと思う。
親のため、家族のため、そして将来の愛する人たちのため。
映画の「冷静と情熱の間」の中で、イタリアン女性が葵に
「人は誰かの心の中でしか生きられない」
っていうようなことを言っていた(ような気がする。うろ覚えだ)けれど、自分という存在が誰かの心の中に存在するならば、そして将来的にも存在する可能性があるならば、自分が生きている価値はあるなあと夢見る夢子の私は、この本を読んで切にそう思ったわけです。
絵画との絡みもあって、想像力が膨らんだ。
すでに忘れかけていた世界史も、もしかしたらエリザベス1世は本当にそう思っていたのかもしれないと思いながら思い出して面白かった。
2005年の締めくくりにこの本に出会えてよかったです。


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