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この前は「男たちへ」って本を読んだから、やっぱり女性たるもの「女たちよ!」ってものをその対照として読んでみたいじゃない。
まあ、著者は違いますが。
ここ数日のお風呂の友は専らこの本です。
エッセイで、ひとつひとつがすごく短いからさくっと読める。
だから、お風呂入っていて、「ふぅ、そろそろ髪の毛洗おうかしら」なんて思ったときに、区切りやすいわけです。
長い小説だと夢中になりすぎてなかなか区切れないし、短編でも一話を読み終わらないと満足できないから「そろそろ」と思ったときすぐに区切るってことはちょっと容易ではないのよね。
お風呂で読んでいるのでちょっとふにゃってきました。
伊丹十三っていうと、映画監督で「マルサの女」を小さいながら見てめっちゃ面白かったのを覚えているとかそういうイメージ。
まあ、亡くなって10年近くになるし、伊丹十三について知る機会というものもあまりなかったしね。
どんなエッセイが詰まっているのかというと、伊丹十三の美学。
そして、ヒニクありウィットあり。
私はこういう好き嫌いとか自分が考えていることをはっきりと言う人が結構好きです。
自分が嫌いとかおかしいと思っていることをはっきり言うのは気持ち良いぐらいで、不快な気持ちがしない。
好きなものや美味しいものをはっきり言われると「そうなのか。食べてみたいな」と思ってしまう。
なんていうか、この人自身ががキュートな人間だったのではないかと思った。
どうしてかって言われたら、うまく言えないんだけれど、私はこの人が好きだなと思った。
エッセイの大半は食べ物に関して。
美味しそう、作ってみようかしら。食べてみたいな。買ってみようかしら。
そんな風に思ってハラペコになってしまうくらい。
でもそれだけではなくて、お洒落に関しても粋だったのだろうなと思う。
昭和43年に刊行されたものだけれど、言っていることが今でも色褪せない。
今でこそ、エルメスとかシャネルっていうのは普通に雑誌に載っているもので、靴に関してもやれマノロだジミー・チューだって靴にお金をかけることがなんとないことのようになってきた。(と、言っても私には清水級で、そう簡単には買えませんが。。。)
当時から日本人の靴への意識の低さを指摘して、シャルル・ジョルダンの靴を言及しているとは洒落てるなと。
今でこそ市民権を得ているものや言葉は30年前では一体どうだったんだろう?
そう考えると、この伊丹十三っていう方に尊敬の念を抱いてみたり。
実はまだ読み終わってなくて、3/4残っています。
明日もお風呂で読もうと思いますよ。
ふにゃふにゃになるけれども。


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