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恩田陸が好きかもしれない。かもしれない、というのは、まだ少ししか読んだことがないから。
ライオンハートが滅法好きで、時々お風呂の中で読み返す。
そのたびに幸せな気持ちになって心地よいのだ。
だから、恩田陸好きかもしれない。
それと映画化がされたって単純な理由で、読んでみた。
学校を目指してただひたすら歩く。
単純なことだけれど、そこにワクワクが含まれるのは、単純だけれど非日常なイベントの中で何かが起こるのかもしれない、もしくは何かができるのかもしれないという期待感があるからなのかな。
歩く道程で、こんなにも青春の一こまを描けるのは、作家の力なんだろうなと思う。
青春って、その渦中にいる本人たちには全く分からないものだ。人生のある一時の日常にすぎないのだけれど、過ぎ去ってみると、そのキラキラしていた時間があったことが大人になって初めて分かり、いとおしく思う。
戻れるものなら。
そう思うけれど、青春は終わってみたからこそ良かったものと思えるんだよね。
いや、まだまだ青春は終わっていない。
一生青春でいこうかと思ってみたり。


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